作業着についた汚れや傷がロマンとなり、
多くの人がそれに熱狂する。
世は大ヴィンテージ時代。
本当に何があるかわかりませんね。
汚いデニムや子供用のカードゲームに
狂った値段が付く時代です。
デニムに限らず、
私は昨今の古着の価格高騰に
正直うんざりしています。
同じ気持ちの服好きの方、
いるのではないでしょうか。
ロマンがあり、需要があるから高値で
取引されているという理屈はわかります。
ただ、世間的に価値がある物が自分にとって
価値がある物とは限りませんからね。
そう考えているうちに自分の中で
古着ブームに対する反骨精神が芽生えました。
「今の時代に現行LEVI’
履きこなせたらめちゃくちゃ
イケてるくね?」
そんな訳で現行LEVI’S買ったので紹介します。
こちらの記事でも紹介してるやつです。
LEVI’S 517を買った
写真だと正確な色味が伝わりずらいですが、
シンプルな農紺デニムです。
ヴィンテージモデルを復刻するラインである
LEVI’S VINTAGE CLOTHINGではなく、
そういった肩書のないただの現行LEVI’Sです。
まずアイテムそのものがかっこいいのは
もちろんですが、
今の時代にただのLEVI’Sを履くというのが
私の中では意味のあることなのです。
自分で見極めるセンスが必要
世間的に価値がある物が
自分にとって価値がある物とは限らない。
古着は新品と違って定価がありません。
お店の言い値で決まります。
規模の大きな古着屋が高値を付けると、
それに釣られて他のお店の値付けにも
影響が出ます。
新品の製品は、
価格と品質がある程度比例しますが、
古着は例外です。
だからこそ、しっかりと自分のセンスを
持つ必要があります。
私は現行LEVI’S履いてる人間が
一番かっこいいと思っています。
今リアルタイムで制作されている物には
見向きもしないのに、
レアだからという理由だけで
異常な価格高騰を起こしている
ヴィンテージブームが気に食わないからです。
古着ブームの中で新品を誰よりも
履きこなしてやろうという反骨精神。
自分のセンスを持てるようになれば
ファッションはもっと楽しくなります。
では!
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